周南市 お寺で施術を行う整体院 專光寺です。
(周南市、山口市、下松市で出張整体を行っています。)
70代男性です。
来ていただきました。
現状
立ち続けるのが苦手と言われます。
例えば、立ち話をするときは、椅子に座りたくなったり、座る場所がなければしゃがんだりしたいと言われます。
ところが、歩くこと、例えば物を運ぶ、おしゃべりをしながら歩く、現場に行くために関係者と一緒に歩くことはできるとのことです。
すぐに座りたいと言われることから、体の前の筋肉が悪いのではないかと考え、大腰筋（お腹の中の筋肉）、腸骨筋（腰骨に張り付いている筋肉）、大腿直筋（太ももの前の筋肉）、大腿筋膜張筋・頸腸靱帯（太ももの横の筋肉等）を中心に施術をしてきました。
ところが、ご本人の意識としては、良くなったという感覚がないのです。
以前、外でこの方のお客様と話をしているときに立っておられたので、そのことを指摘すると、「そう言えば立っていたなぁ」と、言われる程度です。
施術場所
体の前の筋肉を施術しても良くならなかったことから、体の後ろ側を施術することにしました。
今回は、多裂筋を施術することにしました。
施術してみると
この方は、重い物を持ち運ぶのが主な仕事です。
そのためか背骨の両脇にある胸最長筋がとても発達しています。
とても70歳代には思えません。
多裂筋は、その胸最長筋のその奥にあります。
指が奥に届かないのです。
それでも何とか、施術をしていきました。
右側は、順調でした。
左側をしていると、左足に違和感を覚えるようになったと施術の途中で言われます。
原因として考えられるのが内転筋類（太ももの内側の筋肉）です。
施術を中止して内転筋の緊張が無くなるような施術をするのですが、良くなりません。
内転筋の施術をするのとは逆のことをする方が楽と言われます。
所見
今までは、体の前の筋肉の動きが悪いから体を伸ばそうと思っても伸びなかったという考えで施術してきました。
これからは、体の後ろの筋肉の動きが悪い、またはその筋肉の力が出ないから体を伸ばすことが難しくなっているという考え方で施術を進めていく予定です。
内転筋類の施術をしても良くならなかったのは、この方は、多くの筋肉を痛めておられるような気がします。
どうにか、楽になるよう頑張ります。
辛いときは我慢せず、まずはお気軽にお電話、メールください。
住職が施術する整体院 專光寺
施術受付時間 ： 10：00 ～ 18:00
お急ぎの場合、この時間外にも受け付けます。
出張整体も可能です。（周南市、山口市、下松市に限り初回出張費用無料）
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