足先の施術をしました。

周南市 お寺で施術を行う整体院 專光寺です。
(周南市、山口市、下松市で出張整体を行っています。)
80代女性です。
来ていただきました。

今までの様子

若い頃から、重い物を持って滑りやすい道で急な坂の上り下りをしてこられた方です。
それを長年続けて来られたので、体中が「こり」のデパート状態になっておられます。
もちろん自炊をしておられるのですが、料理をしようと包丁を持つと、時々ですが、切っている途中で包丁を落とす、鍋も重くなると持ち運ぶのが怖いと言われます。
歩くのも昔のように、しっかりとした足取りでできない、時々ふらつくことがあると、言われました。
ご本人のご希望で足を中心に施術をしてきました。
数回続けてきたことで一緒に歩く友達から、歩くのが最近しっかりしてきたねと、褒められたそうです。
また、寝ていると足先が上を向きます。
布団を掛けると足先を上から押されている感じがして足先が痛むと言われました。
そこで、足首から先の施術をしたところと軽い布団に代えたことで足先の痛みが小さくなったと言われました。

今の様子

前回、足首から先の施術をしました。
今回、右の足先、特に親指が反り返るようで痛いと言われます。
前回の施術で、足先の痛みを取ったことで、まだ悪かった反ると言う現象が現れたのです。

施術場所の決定

ご本人の希望と今一番困っていることは、右の足の指が反ることです。
これの施術に決定です。
では、どこを施術するのかというと。
まだ前回の施術が十分ではなかった可能性がありますので、もう一度足首から先を施術することにしました。
次に、足先が反るという現象は、神経のいたずらです。
この指先に通っている神経の途中にある筋肉が「こり」で硬くなり、神経を刺激して不要な信号を送っていると考えました。
そこで、膝と足首の間にあって足の親指に関係している筋肉、長母指伸筋(腓骨に付いていて足の親指を反らせている筋肉)と短母指屈筋(足の裏にあり、親指を曲げる筋肉)の施術をすることにしました。

施術してみると

長母指屈筋の足首から先は、しっかり施術できました。
足首から膝の間にある長母指屈筋を施術しようとしたところ無理だと思いました。
ここを施術する為には、足先を膝側に曲げる必要があります。
しかし、この方は、曲がらないのです。
そこで、ここができるように腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)、ヒラメ筋(腓腹筋の奥にある筋肉)を施術することにしました。
ここが柔らかくなると足首を曲げる事ができる、長母指筋の施術できるからです。
もちろん、長母指筋を施術するのは、次回になります。
もちろん、ご本人の了解を得させてもらいました。

施術後の感想

足の親指が反る感覚がなくなっていたのです。
喜んでいただけました。
ただし、右側だけをしたので左側と不均衡が生じました。
今回は、ごめんなさいです。

所見

腓腹筋、ヒラメ筋は、長母指屈筋からすると拮抗筋(反対の働きをする筋肉)です。
腓腹筋、ヒラメ筋が足先を伸ばそうとするのに対して長母指筋は足首を曲げようとする筋肉です。
腓腹筋、ヒラメ筋の緊張が長母指筋に影響を与えていたのです。
施術することで原因が分かりました。有り難いことです。

足先の痛み辛いときは我慢せず、まずはお気軽にお電話、メールください。
住職が施術する整体院 專光寺
施術受付時間 : 10:00 ~ 18:00
お急ぎの場合、この時間外にも受け付けます。
出張整体も可能です。(周南市、山口市、下松市に限り初回出張費用無料)

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