体を伸ばす時に腰痛になるといわれる方です

周南市 お寺で施術を行う整体院 專光寺です。
(周南市、山口市、下松市で出張整体を行っています。)
70代男性です。
来ていただきました。

今までの経緯

農業をしてこられた方です。
中腰での作業をすると腰が痛むということで来られるようになりました。
施術を続けているうちに、膝の痛みを感じるようになりました。
腰の痛みに気を取られていて膝の痛みにまで意識が向かなかったのでしょう。
腰の調子が良くなってきたので、悪かった膝の痛みを感じるようになったのです。
このようなことは、私がする施術では、よくあることです。
そこで、前回、膝に影響を与えている縫工筋(膝の内側から股関節に向かって伸びている筋肉)の施術をしました。
立ち上がる時に感じていた痛みを意識しないと感じることがないと言ってくださいました。
2,3日前、膝を動かすと相当強い痛みを感じていたが、次の日には、気にならないほど小さくなっていたと言われます。

今の様子

膝は、動かす時には、あまり痛みを感じない。
中腰で仕事をした時やソファーに座った後立ち上がる時に痛みを感じる。
数日前、寝ている時にふくらはぎがつったが、しばらくすると治った。
昨日、枯れ草の草刈りをしたが、腰はなんともなかった。

施術場所

中腰で仕事をした後、腰が痛んだり、ソファーに座った後立ち上がると腰が痛むことから以前施術をした時に十分緩めきれていなかったのではないかと思われる筋肉があるのでその筋肉にしました。
腸骨筋(腰骨の内側に張り付くように付いていて、端が大腿骨の内側に付いている筋肉)にしました。

施術してみると

腰を痛めておられる方の多くは、腰骨の内側で股関節に近い部分に「こり」があります。
この方も例に漏れず、同じ所に大きな「こり」がありました。
この「こり」は、以前のブログでも書きましたが、施術をしてもなかなか緩んでくれないのです。
この大きな「こり」の施術での効果は、ちょうど、大きな氷の塊を両手で包んでゆっくり氷を溶かしていくという表現がぴったりなのです。
右と左を比べると右の方により大きくて、緩めにくい「こり」がありました。
この「コリ」は、左右両方ともまるで丘の様でした。
お腹の表面には、外腹斜筋や腹横筋のようにお腹を覆うような筋肉があります。
その筋肉に邪魔されないように膝を立てた状態で押さえて痛みを感じてもらうのです。
多くの場合、施術前は、針で突いたような鋭い痛みだったのですが、施術後には、この「こり」全体がモワッと感じるような痛みに変わっていました。

施術後の感想

歩くのがとても楽になったと、言ってくださいました。

所見

腰が悪いのにお腹を施術するのが不思議かもしれません。
しかし、体を伸ばす時お腹の前の部分の筋肉が滑らかに動いてくれないと、楽に体を反らせません。
それを無理して伸ばすから、反動が腰にくるのです。
ですから体の前の筋肉を施術したのです。

まだまだ、腸骨筋の施術は続くと思います。
この方も徐々に施術して取っていく「こり」を持っておられると思われます。

腰の痛み、辛いときは我慢せず、まずはお気軽にお電話、メールください。
住職が施術する整体院 專光寺
施術受付時間 : 10:00 ~ 18:00
お急ぎの場合、この時間外にも受け付けます。
出張整体も可能です。(周南市、山口市、下松市に限り初回出張費用無料)

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