脊椎管狭窄症と診断された少しお年を取った女性の方のことです。
前回、膝が悪いという事で、膝周りの施術をしました。
その際、その膝周りにある筋肉のうち、太ももの内側の筋肉が悪い事が判明しました。
そこで、今回は、太ももの内側を施術する予定でお伺いしました。
施術前は、前回からどのように痛みや違和感が変わったか聞き取りをして今回の施術箇所を決めるのです。
同じように聞き取りをしていると、どうもお尻の痛みが膝の痛みを上回っているようでした。
そこで、お尻の筋肉を施術することにしました。
尾てい骨周辺を中心に行いました。
施術場所を移動する毎に脈動を感じるのです。
この脈動は、筋肉が「筋肉が緩み中です。」と、教えてくれる印です。
脈動がある内に施術を止めると、元の姿勢に戻ったとき痛みが消えていないことがほとんどです。
ですから、もう一度施術することになります。
逆に、脈動が終わってから元に戻すと、多くの場合、よく緩んでいます。
指が筋肉の奥の方にまで入っていくのです。
今回は、この脈動がでました。
そして、脈を打っている時間が長い。
片方30分両方で1時間の施術時間です。
本当は、90分してもらいたいのですが、お年寄りですので、あまり長く施術すると体力的にもきついですし、他の所に反動として、痛みが出ることがあるので、1時間の施術時間です。
右側は、3カ所、左側は5カ所の施術だけで終わりました。
それだけ脈を打つ時間が長かったという事です。
その分、よく緩んでくれました。
施術が終わった後、「あれっ、膝の痛みが小さくなっている」と、一言。
お尻の筋肉を施術したのに、膝の痛みが小さくなった?
へぇ、驚きです。
人の体の神秘さですね。
今回も、膝やお尻の痛みが小さくなり、笑顔をいただきました。
ありがとうございます。
もし良ければ
膝痛にも対応できる
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